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- モノづくりの根っこ-
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── 「職業」、「世代」、一見して接点のなさそうなお二人ですが、どのようにして出会い親交が深まったのでしょうか?
木村:初めて会ったのは2016年ぐらいかな?河邉君がバンドをやっていた時の衣装提供がきっかけですね。LOOPÉではなく別のブランドでしたが、その時のプレス担当者を介してプライベートで食事をしたのがきっかけです。なので、今もビジネス的な関わりはあまりないですね。 |
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── 先ほど話にありましたモノづくりのプロセスですが、お二人のデザイン哲学やインスピレーションの源などはありますか?
木村:僕の考えだと、生地と製品の間に何かストーリーがないと面白くないんです。例えば生地があるから単純にTシャツを作りましたというのではなく、この生地はこんな経緯を辿ってTシャツになると更に面白くなるとかをすごく考えています。もちろん小説ほどのストーリーはないのですが…。河邉君はストーリーってどうやって考えている? |
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── そのようにしてモノづくりを進めていく中で、何に対して喜びを感じますか?
木村:お客様からの直接の声を通じて、自分が思い描いたところと共感できていると感じられる機会が多くなり、最近はそれがすごくうれしいです。
── 一方で、制作の際の課題や困難、つらいと感じることはありますか?
河邉:やっぱり作ったものを否定されるのはつらいですね。めちゃくちゃ良いと思って出したのに、「これは今の世の中ではちょっと違うな」とか。木村さんもそういった指摘をされることはありますか?このデザインは違うとか。 |
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── そのような思いやプロセスを経て生まれるLOOPÉの服を着用して、河邉さんが感じることは?
河邉:やっぱり生地がしっかりしているなとすごく感じます。丈夫だなと。 |
── 本日は貴重なお時間をありがとうございました。最後に改めてお二人それぞれの印象を一言でお願いします。
河邉:生地オタクだなと思っています。生地のことばかり考えている人(笑)。 |